GarageBand・Logic Pro X を使ったDTM/DAW(音源作成)やボーカル録音をし、Illustrator・Premier Pro・After Effectsでデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡YouTuberのひまわりです。
YouTubeの動画に「著作権侵害申し立て」を受けた場合、収益が継続できるステータスでは、その収益は著作者に分配されることがあります。
正当な著作者に分配されるのは当然のことですが、世の中にはいかにも著作権を持っているように見せかけ収益を横取りしていく団体もあるのです。
ですので、「あなたは、この著作者じゃないでしょ?」と異議申し立てができます。
「Muserk Rights Management 」社へ著作権の異議申し立てに対しての最新性が無事に通った! その時送った再申請の文章内容について。
「エクスロー」と呼ばれる審査中の期間(約1ヶ月)を経て無事に異議申し立てが通った後・・・・
「あの時」の再生回数に基づく広告収益は支払ってもらえるの?泣き寝入り?
という疑問について検証してみます。
季節もの動画はタイミングが勝負だったのに。。。
動画の配信タイミングって重要ですよね。
世が興味を持つ時期に入り始めたときに動画をアップすると、検索されやすい・見つけてもらいやすい・再生されやすいと言われています。
クリスマスが終わる頃にはバズってほしいと願いを込めて作成した「年末年始の童謡唱歌メドレー」を、クリスマスよりも前にアップしたところ・・・・
「お正月」という曲のメロディに対して著作権侵害のアナウンスが出たんですね。
また「Muserk Rights Management 」社かよ。。
異議申し立てする!
JASRACで調べると、この曲のメロディ(作曲)著作権はすでに消滅しておりますので「パブリックドメイン」より異議申し立てを進めました。
結果が出るまで待つ
12/20に異議申し立てをしまして、また1ヶ月ほど放置。
今回は、少し早めに結果が出たようで、いつの間にやら収益が再開されておりました。
よっしゃ!
審査中の広告収益は、遡って受け取れるのか
この動画にたいしての収益をすごく気にしているのは理由がありまして。
- 年末年始の時期にしか、ほぼ観てもらえないテーマである
- 予想以上に好調だった
- 審査中に年末年始が通り過ぎた
ということなんですね。悔しすぎるじゃないですか!
上の画像は、2021.1.24現在のアナリティクスのキャプチャです。
日別でわかりやすいように、ユニーク視聴者数のグラフを表示してみました。
クリスマス後から爆伸びして、1/3には激減。
「エクスローが解除された日」が収益復活日なのですが、もうほぼ再生されないわけですよ。
今から?遅いでしょ?
バク伸び分はどうしてくれるんだよ!
YouTubeでの説明はどうなっている?
YouYubeのヘルプでは、このように書かれています。
申し立てを受けてから 5 日以内に異議を申し立てると、申し立てが行われた初日にさかのぼって動画の収益が保留されます。
元の Content ID の申し立て日から 5 日が経過してから異議申し立てを行うと、その異議申し立てが行われた日から動画の収益が保留されます。
なるほど、収益が保留されます なのか。
そして、収益は戻ってくるの??
ご自身の動画が Content ID の申し立てを受け、それに対して異議申し立てまたは再審査請求を行った場合、その動画の収益データは YouTube アナリティクスに表示されません。
申し立てが取り下げられた場合、異議申し立て期間中の収益データはしばらくしてから YouTube アナリティクスに追加されます。このデータは、翌月の 10 日から 20 日までの間に表示されるようになります。
ふむ。戻ってくるらしいですね
YouYubeのヘルプリンクを張っておきますね👇
Content ID の異議申し立てが行われているときに、動画クリエイターと Content ID の申立人の両者が動画の収益化を希望すれば、動画を収益化できます。
実際はどのようにアナリティクスで表示されるのか
YouYubeのヘルプ文章だけじゃわからないんです。
実際にひまわりの管理画面でどう表示されたかを書いていきたいと思います。
12/19に動画をアップし、12/20に異議申し立てをしました。1/10に収益が復活してから、現在14日後です。
上の方にも出した画像を貼っておきます。
そして、日別でわかりやすいように収益状況です。
「エクスローが解除された日」から急に収益がでているのがわかります。
このグラフを見ると疑問点が見えてきました。
ひまわりの通常の動画ですと、RPM:CPM=2:3くらいなのですが、こちらは
RPM28円なのにCPMが777円と大幅に違いますね。
この差はなんだろう・・・?
審査中の収益を、CPMを上げることにより計上しようとしているのか?
RPMとCPMの違いから、状況を把握する
この数値の違いにヒントが隠されているような気がしますので、改めて調べてみました。
「CPM 」は有効インプレッション単価を意味し、収益化対象の再生回数 1,000 回あたりの広告主の支払い金額を示します。
わかりやすく書くと・・・
この動画が1000回再生された時、
本来であれば広告主が支払っている777円が受け取れるはずなのに、28円しかひまわりが収益として受け取れていない
ということになりますね、多分。
(あーーー、アナリティクスがわかるようになってきた気がする・・・成長したなあ・・・)
777-28=749 なので、
1000回再生されたときの749円分は、例の「Muserk Rights Management 」社に入っていたことになる・・・のかな?
数字で出してみると現実がみえてくる・・・
この結果から考察するに、審査中の収益は、まだひまわりの手元には届いていないだろうということがわかりました。
審査中の収益は、実際にクリエーターへ入ってくるのはいつ?
そこ、そこが知りたいんですよ!
いつ収益が戻ってくるの?
先程のリンク先のYouYubeのヘルプによると
申し立てが取り下げられた場合、異議申し立て期間中の収益データはしばらくしてから YouTube アナリティクスに追加されます。このデータは、翌月の 10 日から 20 日までの間に表示されるようになります。
とあります。
今回の場合、異議申し立てが取り下げられたのが1/10であろうことから・・・・
2/10〜2/20の間にアナリティクスに追加される、ということでしょうかね。
結果が届く予定日を経過後のアナリティクスの変化
さて、2/10頃にアナリティクスを見に行くと「2/14までに更新されます」というアナウンスが書いてあったので・・・もうしばらく放置。
数値に変化があった
2/17にアナリティクスの状態です。
あれ・・・・
2/14までに更新されます、というアナウンスは残ったまま、まだ表示されていません。
でもでも、大きく変わったことがありました。
RPMが ¥28→¥662 に変化しています!
そして、グレーアウトでかくしてありますが・・・
推定収益が納得行く金額で表示されました〜!!!
グラフの数値は、表示されぬままなのか? そのうち正式な数値が表示されるのか?
また数日後に変化が見られたら、書きにきます。
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