【Youtube】子供向け動画になった後の収益や再生回数はどのように変わるのか

Illustrator・Premier Pro・After Effects・GarageBand を使って、歌いながらデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡Youtuberのひまわりです。

2019年の冬。Youtubeでは子供が喜びそうな動画を出しているクリエーターさんに大きな嵐が押し寄せてきました。(コロナによる経済悪化により、Youtube広告単価が落ちたのと合わせてのダブルパンチですよね・・・)

きっとこの記事を読みにきてくださっているのも、「子供向け動画」という規約に頭を抱えているからではないでしょうか。

どのような規約の変更があったのか、実際に筆者のチャンネル内ではどう変化したかを書いていきます。

COPPAとYoutubeの関係により「子供向け動画」の設定が必要になった

Youtubeが児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)に違反していたことにより、2019年11月22日より「子供向け動画」という新たなカテゴリ?が登場し、動画配信者は子供向け動画か否かを自己設定することになりました。

⬇️詳しくはこちら⬇️

Youtube側で「子供向け動画」の判断基準をだしてくれています。

チャンネルや動画が子ども向けかどうかを判断する際は、以下のようなさまざまな要素を考慮してください。

  • 動画のテーマ(例: 未就学児向けの教育コンテンツ)
  • 子どもの視聴者を想定して作られた動画であるか、また実際に子どもが視聴しているか
  • 動画に子役や子どものモデルが含まれているか
  • アニメや漫画の登場人物など、子供の興味を引くキャラクター、有名人、おもちゃが動画に含まれているか
  • 動画で使われている言葉や表現は、子供が理解できることを想定しているか
  • ごっこ遊び、簡単な曲やゲーム、早期教育など、子どもの興味を引くアクティビティが動画に含まれているか
  • 子ども向けの曲、物語、詩が動画に含まれているか
  • 動画の視聴者に関する統計的証拠など、動画の視聴者を特定する際に役立つその他の情報
  • コンテンツが子ども向けに広告されているか

https://support.google.com/youtube/answer/9528076より、一部抜粋 2020年7月時点

ですが、その要素がいくつか含まれているからと言って必ず子供向けにしろという訳ではないようです。

動画を通じてリーチしたい相手が誰かを慎重に考慮してください

と書かれています。

がしかし!

子供にウケがよい動画を配信しているYoutuberとしては、どうあがいても悪い意味での転機を迎えているようにしか感じられない現状・・・。

ひまわりのチャンネルで実際に起こった変化から、今後の対策を導けたら良いなと思い、記録してみます。

子供向け動画を運営されているYoutuberさんの参考になれたら幸いです。

ポイント

一緒に乗り越えていきましょう! 
Youtubeは支え合いのプラットフォームなのですから。(これ本当よ)

子供向け動画になると何が変わるのか

子供から視聴者情報を得ることが法律で禁じられているため、子供向け動画に設定すると様々な内部変化が起こってくるようです。

公式Youtube ヘルプには子供向け動画に関するFAQがまとめられています。

利用できない機能

  • ホームで自動再生
  • カードまたは終了画面
  • チャンネルの画像・ロゴの透かし
  • チャンネル メンバーシップ
  • コメント
  • 寄付ボタン
  • YouTube Music での高評価と低評価
  • チャットまたは Live Chat Donations
  • グッズ販売とチケット販売
  • 通知ベル
  • パーソナライズド広告
  • ミニプレーヤーでの再生
  • Super Chat または Super Stickers
  • 再生リストと [後で見る] に保存

気付き

こんなに「出来なくなること」があるのですね。

逆をとれば、これ以上にYoutubeには様々な機能が備わっているということですね。
知らないもの、名前は見かけても使ったことのないものは沢山あるのではないでしょうか。

子供向け動画になると困ること

  • パーソナライズド広告(リーチしやすく高単価)が表示されないので、収益が落ちると言われている。
  • 終了画面やカードが使えないため、他動画への誘導がしにくい
  • コメントやチャットなども使用できず、視聴者とのコミュニケーションが取りにくい
  • 他いろいろ・・・涙

子供向け動画にして期待できること

  • 他の子供向け動画といっしょに関連動画に表示されやすくなるらしい
  • 視聴回数が増えるかも?

数動画が子供向け設定になった1〜2週間後の実際のチャンネルの変化

怒り

童謡はこどもだけのためじゃない!
大人の癒しや外人さんの日本語教育のためにも役立つのだ!!

という考えのもと、子供向け動画に自分で設定しなかった筆者。

ついに、2020年7月中旬から、いくつかの動画がYoutubeのAIによって強制設定されちゃいましたよ・・・・。
それも再生回数の多い動画からじわじわと歩み寄ってくる傾向が見えてきました。

怒り

COPPAに違反していたのがYoutubeのシステムだし、視聴者は日本人はほとんどなのに、、何でクリエイターがとばっちりを受けるんだ!

と言いたいところですが、Youtubeを利用していくにはYoutubeの規約を守らなければならないという当然のルールですよね。

思考不能

納得いかないけど。ここは大人になれ。

そんなわけで、運営しているチャンネルの動向に不安の波が押し寄せております。

全体のアナリティクスの変化

筆者はずっと考えていました。

困った

主力の動画が子供向け設定になったら・・・
関連動画に載りにくいのでは? 
再生数が減るのでは? 
収益激減で立ち直れなくなるのでは?

AIにより強制的に変更されてしまったのでは仕方がないし、明らかに子供が喜ぶ動画にしか見えないものを「人間の目で審査してください」とは言えないですよねえ。

ですが、あれから驚く変化が‼️

子供向け動画が増えてからの変化
  • チャンネル登録者が急増!!!
  • 視聴回数・再生時間が急増!!!
  • 収益は下降ぎみ

いったい、何が起こっているの??

視聴回数・再生時間・チャンネル登録者が急上昇!

どういうわけだか、今まで経験がないほどの数値の上昇があるんです。

気付き

1つの動画が、バズっているらしいぞ?

多分それが、今回の不思議な現象の鍵を握っている気がします。

主力が子供向け動画に設定されてから、ぐぐぐぐぐーーーーっと視聴回数・再生時間・チャンネル登録が急上昇したんです!

収益(CPM)は下降・・・

CPMとは、収益の計算をする上で大事な指標です。

CPMとは

Cost Per Mille(こすと・ぱー・みる)
Milleとはthousand(英語で1,000)で、1000回再生された時の広告単価はどれくらいかってこと。

YoutubeのCPMは、なかなかのブラックボックスの1つと言われており、どのような広告が自分のチャンネルに表示されるかは、視聴者の興味関心によって変化していきます。

が、子ども向けの動画と設定されると、ターゲットを絞った単価の高い広告は表示されないらしいのです。

視聴回数などが倍以上伸びているのに、CPAはじわじわと下降しています。
チャンネル内のいくつかの動画が子供向けになっただけで、ここまで変化があるということは・・・・・

困った

行き先が恐ろしや・・・・

例①人気動画:おはなしゆびさんの場合

ひまわりの「おはなしゆびさん」は過去に何度かバズったことがあり、チャンネル内のTOPを独走しています。
(バズった理由が解明できぬまま、ある日血の気が引く様に落ち着いた。。。)

チャンネルのTOPということは、この動画で潤っている訳なので、自らの手で子供向け設定に変更せずにおりましてですね・・・・
ある日Youtubeから強制変更の矢が飛んできたわけです。

主力選手を失うのは本当に痛手なわけですので、病みそうでしたね。

がしかし、驚く変化がありました!!!

視聴回数が急上昇

チャンネルの最初にあった「1本の動画への関心が高まったこともあり」という案内が出ていましたが、それがこの動画です。

もともと再生回数の多い動画なのに、「子供向け動画」に強制設定になった後の変化を見ると、何かが降臨したようなグラフになっております。

気付き

一体何があったんだ・・・?

関連動画としての紹介が凄すぎる

Youtubeで再生回数を上げる重要なポイントは「関連動画に載ること」になりますが、ひまわりのチャンネルの動画は検索に強いようですが、関連動画にはあまり・・・の傾向でした。

どの様に表示されているのかをチェックするには、リーチのタブをみます。

関連動画から動画を見にきた人が81.1%いるとの結果。

気付き

え?え? こんなの見たことないっ

そして、インプレッション(サムネイルが表示された数だと思います)が51万回あり、Youtubeからのおすすめとして表示された中に半分の確率で掲載されたってこと・・・かなあ。

大事な収益はガクンと下降

Youtuberとして大事な収益はどう変化しているのでしょうか。

こんなに再生回数が伸びたのだからとウハウハしちゃうところでしたが、現実が待っておりました。

ここで大事になってくるのが、CPM。
動画が1000回再生された時の広告から得られるのがCPMです。

1000回再生されて224円なので、1回再生は0.224円という計算にはなりますがしかし!

掲載される広告は日々変動しますし、視聴者さんがすぐにスキップするか長く広告をみてるかでも、Youtuberに入る料金は変わります。

再生が倍になってもCPMが半分であれば、収益は同じってことです。

現在爆伸びしているこの動画に関しては、収益は前より伸びてはいますが、バズりが終わったら収益ガタ落ちってことになります・・・・。ひぃぃぃぃ。

例②中堅動画:くじらのとけい の場合

なんだか地味に中堅をキープしている「くじらのとけい」はどう変化しているでしょうか。
おはなしゆびさんのように、爆伸びしていたらうれしいなあ〜と期待を込めて、アナリティクスを見てみます。

再生数変化なし

動画の再生数は、子供向け動画に設定された日から先は、特に大きな変動はありません。

困った

子供向け動画になったらからといって、必ずしも再生が伸びるわけではないらしい

CPMは低下

動画を1000回再生された時の広告収益は、低下しています。約半分ですね・・・・。

再生数の変動がないのに、CPMが半減しているってことは・・・・収益が半減ってことです。涙。
これが子供向け動画の現実だろうと思います・・・・

リーチの変化は

バズっている状態での「おはなしゆびさん」では、関連動画の割合が大きかったですが、「くじらのとけい」はどうでしょうか。

Youtube検索が61.4%で、関連動画は12.6%しかありません。

関連動画への掲載が少ない「くじらのとけい」は、再生数が伸びてません。

関連動画にのると視聴回数があがるのは本当なのでしょう。見てもらえる確率が増えるわけですからね。

例③ 人気低い:犬のおまわりさんの場合

困った

こんなに有名な童謡なのに・・・かわいく作ったのに・・・、なぜ見てもらえないのだろう・・・・

こちらの動画は、ゴールデンウイーク後あたりに、自分で子供向け動画に設定をした動画になります。

再生回数に変化なし

再生回数は全体的にじわっと減ったようですが、グラフで見る限り大きな変化はありません。

CPMは変化なし

大きな変化はなさそうですね。数日間に大きく伸びているのは、なんでしょうかね??
単発で何かが起こったのかもしれませんけど。

リーチは

関連動画は10%だけ。
検索・再生リスト・ブウジングで支えられている様です。

まとめ

Youtubeの「こども向け動画」がどのようなものか、筆者のチャンネル内3動画でどの様な変化があったかを描いてきました。

ポイント

あくまでも、ひまわりのチャンネルのその当時のデータですので、動画によっても違いますし、日々変化していきます。一例として捉えてください。

子供向け動画にすると収益は確実に落ちる

悲しいですが、CPMのグラフを見ると2分の1〜3分の1まで下がっています。

ということは、再生数が同じでキープされた場合の収益は、半分か3分の1になるということです。

収益をキープしたいなら、再生数を3倍に増やせば良いということ。

困った

これはなかなか困難ですね。

子供向け動画に設定すると、他の子供向け動画の関連に載りやすくなるのは本当かもしれない

いや・・・これは驚きました。
一体何が起こっているのか全く想像つきません。

でも「おはなしゆびさん」は多分、子供向け動画に設定されたとたんのバズりだったので、「他の子供向け動画の関連に載りやすくなった」のに該当するのではないかと考えています。

再生が伸びる鍵は「関連動画」に載ること

関連動画に掲載されやすい動画は伸びるという説がありますが、実際に体験してみて納得しました。

ポイント

どうやったら関連動画に載るかというのを極めていきたいと思います!!!

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