子ども向けの動画の収益減少の理由とYouTube Kidsへ動画掲載された時の状況

ここ数ヶ月、筆者ひまわりのYouTubeで、
子供向けではないとした動画が強制的に「子供向け」になったり、
数時間後に子供向け解除されたり、収益が激減したり・・・
なんだか落ち着かない日々です。

なんとなく、しばらく開いていなかったYouTube Kidsアプリを開いてみたら・・・・
今までいくらさがしても見つからなかった自分の動画がたくさん掲載されていることがわかりました。

そこで、
収益激減理由とYouTube Kidsアプリと子供向け動画設定についての、今までの状況とひまわり考察を書いておきます。

子供向け動画に取り組んでいらっしゃる方の参考になればと思います。

YouTubeの仕組み

子ども向け動画というものを理解するために、YouTubeに関する基礎知識を簡単に書いていきます。
筆者調べと筆者考察ですし、Googleはどんどん変化していくので全て正確とはいえません。ご了承の上読み進めてください。

YouTubeを使うと様々な情報が収集されている

そうなの。YouTubeを見ているあなたの情報データはGoogleが集めているのですよ。
(別にこれは、YouTubeに限ったことではなく、インターネットを使う上では当たり前だと思っておいた方が良いです。世界のインターネットはGoogleの元で動いているようなものですから。)

YouTubeを使うにはGoogleアカウントを取得しますよね。

登録した年齢、性別、閲覧状況からの嗜好、閲覧時刻、閲覧行動パターン、広告に対する反応、どの広告に興味を持っているか・・・・
イイねした動画・過去に閲覧した動画・今見ている動画に関連した動画

そんなのがデータで蓄積されていき、「あなたにおすすめの動画」とか「興味がありそうな広告」が表示されているんです。

興味のある動画が簡単に見つかれば、他の動画も見にいきたくなりますよね?

閲覧者にとっても、
調べたいものが早く見つかる、にた動画を見比べられるなど、利便性は高くなり満足度が上がります。

ユーザーも広告側も満足度高い仕組み

大雑把に説明すると、YouTubeに関わっているのは
Google(YouTube運営)・動画クリエーター・広告主・ユーザー(視聴者)になりますね。

  • GoogleがYouTubeという動画サービスを提供している。
    クリエーターが無料でアップしてくれるので、コンテンツ制作にかかる費用はほぼないであろう。広告などから利益を得ている。
  • 動画クリエーターは、世界規模のプラットフォームに無料で使用させてもらえる。
    Googleからの基準を満たして収益化できた場合は、表示された広告から収益が得られる。(Googleと分配)
  • 広告主は、広告費をかけて広告を出向。
    興味をもってくれそうなユーザーを選んで広告を表示できるため広告費の無駄を抑えられる。ユーザーが多いプラットフォームのため、広告を目にする率も高く自社のサービスや商品が売れやすい。
  • ユーザーは、広告はちょいとうざいけど、たくさんの動画コンテンツを無料で楽しめる。
    自分の興味関心に近い動画が表示されるので、検索ストレスは少なく長時間楽しめる。

こんな素敵な関係性により満足度が高く、YouTubeは大きな市場になってい流のだと思います。

子ども向け動画設定とYouTube Kids アプリ

今まで「子ども向け動画」という枠なんてなかったのに?
YouTubeキッズアプリってなんのこと?という方のために簡単なまとめを書いておきます。

子ども向け動画が登場した背景

Youtubeが児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)に違反していたことにより、2019年11月22日より「子供向け動画」という新たなカテゴリが登場し、動画配信者は子供向け動画か否かを自己設定することになりました。

13歳未満から情報を抜き取ってはいけないと法律で決まっているのに、YouTubeは違反している!改善しろ!!ってこと。

YouTubeの規約上、13歳未満はYouTubeを使用してはいけないことになっていますが、アカウントが作れないだけ。
実際は子供が見て楽しい映像はたくさん存在していて、ブラウザで検索してみれるし、YouTubeアプリを使ったとしても大人のスマホで動画を見ているわけです。

そうすると、13歳未満のYouTubeでの行動がいろいろと情報収集されているのが現状なので、COPPAがお怒りになったワケ。

子ども向け動画には制限が多い

YouTubeで子どもたちの閲覧が多いのは現実そうだろうし、でも子供は見るな!といったって見れている状況。
ならどうしたらCOPPA違反にならないようにできるのか・・・と考えたのでしょう。

それで考え出された「子ども向け動画設定」でしょうね。

個人情報を収集しないようにするため、子ども向け動画になったものは制限が多くかかります。

こちらの記事にまとめていますので、併せてお読みください。

制限がかかったものは、情報を収集して動いているものになりますよね。

そもそも13歳未満はGoogleアカウントを作れないので、YouTubeを利用もできません。
チャンネル登録やコメントをするなど、アカウントが必要な行動はできないということになります。

怒り

だからといって、大人が見たときにもコメントできないというのは納得いかないのだが

↑そうなんだけど、
13歳未満が大人のスマホなどから見ていたときにも情報は守らなければならない。そこがスタートだから仕方がないのでしょうね。。。

YouTubeKidsアプリの登場

本来は13歳未満はYouTubeは見ちゃいけないのだけど、結局見てるのだから、情報取集ができないようなアプリをつくって動画を見てもらうことにしよう!となったのだろうと思います。

このアイコンがYouTube Kids のアプリ。13歳未満のお子様がいる場合は、このアプリをどうぞ。

動画の検索ボタンはあるけど、チャンネル登録やコメント蘭はなくて・・・
ただただ「探して見る」だけのアプリです。

保護者が先に設定をかけます。

お子さんの年齢をいれたり、閲覧時間(30分だけOKとか)を設定したりできました。

え?年齢いれるの??
 →年齢に合った動画を表示させるためらしいが? 情報収集しないんじゃなかったの? とちょっと疑問。

3歳の子が小学生向けの動画ばかり表示されても、その逆でも使いにくいですよね。

ひまわり動画がYouTubeKids入りした時の状況

こんなに童謡動画をだしているのに、YouTubeキッズアプリには私の動画が見つからない。

困った

なぜだろう? 
申し込み手順もないし、YouTubeキッズに表示されるにはどうするんだろう? 

ずっとモヤモヤしていたのですが、いつの間にかYouTubeキッズアプリ入りしていましたので、状況と考察を書いておきます。

動画の子供むけ設定の変化

自分でまず判断

COPPA問題が起こった当初は、自分で子供向けか判断してステータスを変更してください、という緩い状況でした。

筆者は、新しい動画をアップするときに、誰が見ても子供向けという動画には「子ども向け」と設定。
大人向けの童謡唱歌には、設定はしませんでした。

そして、過去の動画も子ども向けに変更はせずにいました。

子ども向けに変更される

しばらくたつと、
子ども向けにしていなかった動画が、個別でちらちらとYouYubeから強制的に子ども向けに変更されていきました。

多分、AIが検知しだしたのだと思います。

過去動画は自分で設定変更するのを放置していたので、子供が喜ぶような動画について子ども向け設定されたことは仕方がない。
受け入れるしかない。

でもね、日本歌曲とか超絶古い曲を美しい日本の自然の写真と共に構成したような動画は、

怒り

子供向けじゃない。大人向けに作ったんだーー!
それを子ども向けにするな!収益半分以下にするな!


という不満が湧いてくるワケです。

子供向け動画の異議申し立ては速攻却下された

これは断固として大人向けだ!というのは、YouTubeに異議申し立てしてみたのですが・・・・
数分で却下されましたね。秒速の時もありました。

異議申し立ての際は、子ども向けではない理由をずらずらと書いてYouTubeに提出するのです。

数秒却下赤は納得いかず
日本語で書いたのが悪かったのか? 外人が対応して読めないから数秒で却下されたのか? とYouTubeのチャットサポートで問い合わせたこともあります。

チャットサポートは日本人スタッフが対応してくれるのですが
「世界のどこかで、日本語で書かれたら日本語がわかる者が対応しているはずですが、内容を十分理解し調査したのちに返答しているかはわかりません」というような内容でした。

英語で翻訳して異議申し立てしたこともあります。
これも数分の却下。

怒り

・・・・異議申し立ての効果なし。

この頃、YouTubeキッズアプリが登場しました。

自分でもアプリを取得し、自分の動画はどう見えているのかな〜〜と探してみたけど、
一切なかった。
検索方法をかえても、ひとつも見当たらなかったのです。

チャンネル内の動画がほとんど子ども向けにされた

2022年の節分の日。
YouTubeからいつもと違うメールが流れてきて・・・・ほとんどの動画が子ども向けに設定したよ!のお知らせでした。

その時の衝撃を書いた記事はこちら

この時点で、チャンネル内の半分が子ども向け設定だったのが、95%子供向け設定になっていたと記事に記載しています。
(書いておいてよかった)

その後も、子供向け異議申し立てを数動画やってみたけど、数分却下であきらめモードです。

この時もまだ、YouTubeキッズに私の動画は掲載されていませんでした。

YouTube側の設定に迷いがみられる

2022年6月頃から。

子ども向けではないと設定している動画が、
子供向けに強制変更されたり解除になったり・・・動きがある動画がチラホラみられるようになりました。

AIも進化しているはず。
子ども向けとして認知される基準がすこしずつ整ってきているのではないかと期待したいです。

YouTube Kidsへ動画が掲載された!

子供向けとして強制設定されたものが、解除されたり、また子ども向けになったりするのに悩んで数ヶ月。

もしや!と思ってYouTubeキッズを開いた2022年8月13日。
ひまわりのチャンネルと、多分全ての動画がYouTubeキッズで検索されるようになっていました!!

驚くことに、子供向けになっていない動画(夏の思い出、富士山など。)もYouTubeキッズに掲載されていました。
子供向けじゃない!と戦って負けて、子供向けとなっている「君が代」ももちろん見つかりました。

この数ヶ月の変化で、
YouTube側はYouTubeキッズで表示して良いチャンネルかどうかを見極めていたのだろうなと思います。

「今の子供たちに、古き良き日本の童謡唱歌を伝えたい」という気持ちがあるので、YouTubeキッズへの掲載は喜ばしいことです。

でも、子ども向けかどうかのチェックが明らかに厳しい。
多分優先的にみられているのでしょう。

(登録者が少なく収益化できていないひまわり別チャンネルでは、そもそもYouTubeの子供向けチェックがされません)

まとめ

ひまわり調べですが、まとめです。

YouTube Kids に掲載の流れ

  • YouTubeキッズは、子ども向け設定をしている動画が掲載されるわけではない
  • YouTubeの調査がはいって(多分数ヶ月)YouTubeキッズに入れても良いと判断されたチャンネルの動画が掲載される
  • YouTubeキッズに掲載されたチャンネルの動画であれば、子ども向け設定にしていなくても見れている動画がある

※2022年8月の状況です。

子ども向けのAI認知は日々進化している

自分で子ども向けと設定したなら、子ども向けなのです。

でも「子ども向けではない」動画については、AIにより検知されて自動で子ども向けになったり、自動で解除されたりしています。

子ども向けとAIに検知されないようにするためにはどうすれば良いか。
筆者のチャンネル内で色々テストしているのですが、まだコレといったものが見つかりませんし、動画により対応も違ってきています。

AIも進化しているでしょうから、今後の変化に注目していきたいと思います。

異議申し立ては意味がないかも

子ども向け動画設定への異議申し立てをしても、今のところ一度も勝ったことがありません。

そして、AIで子ども向けにされた場合も、後から自動解除になったりしています。

タイトルの付け方、動画の作り方など、きっと何か理由があるのでしょうから
子ども向けと検知されない方法を見つけていくのに時間をかけようと思います。

子供向け動画で悩んでいるクリエーターのみなさんも、研究しながら取り組んでいきましょう!


嬉しい

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