こんにちは。ひまわりです。
童謡Youtuberをしておりますが、童謡唱歌ばかりを歌っているわけではございません。
実はカラオケ大好きでして、2019年からJOYSOUNDのアンバサダーメンバーでとして活動に参加しております。
2021年2月、テレビ番組で実際に100点を出すボイストレーナー 柳光絵 先生(プロフィールは下に記載します)から「ボイストレーニングについて」「JOYSOUNDのカラオケ分析採点マスターで100点をとるコツ」の話が聞けましたので、筆者の主観も交えつつ備忘録として記載いたします。
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この記事を読んでくださっているあなたは、きっと
- カラオケで高得点を出したい
- カラオケで100点を出したい
- 歌がうまくなりたい
と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
機械採点で高得点を狙う為の歌唱法は、歌唱力とは違うわよね・・・
と常々思っているひまわりですが、
カラオケに行ったときには採点もします(笑) 一種のゲームですよね。
特に、歌いながらグイグイと順位を上げていく「JOYSOUND全国採点グランプリ」という採点が好きなのです。
全国採点では、歌い終わった後に「全国で○位」と表示されるのですが、全国で3位にはいると歌唱画面に自分の名前(JOYSOUND用のハンドルネーム)が表示されるので・・・3位入りしたくてムキになりますね(笑)
この全国3位までが100点だらけになっていることは、実は珍しいことではありません。
100点だらけだったら・・・・太刀打ちできませんよねえ。
世には、カラオケ100点をとりまくる人たちがいます。
一体何がどうなっているのやら・・・
100点をとるためのヒント。ぜひ最後まで読んでチャレンジしてみてくださいね。
ボイストレーニング(歌い始める前に)
歌い始める前に、体や声を温めていきましょう。
普段から意識しておくと良いトレーニング方法などを教わりました。
リップロール
唇を震わせて長く息を吐きます。
「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
- 唇の脱力
- 息の流れを一定に保つ
という2つの要素が必要だそうです。
ボイトレではよくやるリップロール。
柳先生によると、リップロールがうまくできる人は、声帯の振動も一定に保てているのではないか、とのこと。
息の流れを一定にキープするのは、ロングトーンなどで重要な要素ですよね
うぃうぃ発声
筆者はクラシック系ですので、「あえいおう〜〜」というような母音発声をよくしますが、柳先生のボイトレでは、うぃうぃ(ゔぃゔぃ?)発声というのが出てきます。
響きを鼻腔に集めることを意識するとのこと。
これをおこなっていくと、ハミングが得意になるそうです。
ハミングは、口まわりは振動しなく、鼻腔に響かせるのがポイントとのこと。
筆者はハミングは口全体に響きをためがちで鼻腔を振動させるのが苦手。
うぃーーというすると、たしかに鼻まわりが響きますね!
ドックブレス
犬のブレス。「ハッハッハッハッハッハ・・・・」のアレです。
横隔膜を使って、勢いよく細かく、息をハッハッハッハと出すのですが、息を吐くだけではなく、瞬時に吸います。
歌っている最中に、息を吸えるほどの休符がなくて・・・・酸欠になること、ありますよね(汗)
特に最近は、人間が歌うことを考慮されていない「ボカロ」とか言うジャンルも流行っておりますので。機械は息吸わなくてもいいですもんねえ。
細かな休符でもサッと息を吸えるトレーニングになります。
吐いただけ自然に吸えるようにもなるとのことです。
ドックブレスは合唱や声楽でもよくしてましたが、吐くことしか意識していませんでした。
瞬時に息を吸うのが結構難しい!
POPSは細かくブレスすることが多いので、ぜひ習得したいですね
JOYSOUND分析採点マスターの攻略ポイント
前置きが長くなりましたが、ここから本題です。
カラオケには機種ごとに採点方法が若干変わってきますので、どの機会でも同じでというわけではありません。
講師の柳先生が独自に研究を重ねて見えてきた100点を出すコツを、筆者が聞いてメモした内容です。
抜けがあるかもしれませんし、必ず100点が出ることを保証するものでもありません。
(柳先生ご自身は、この方法で100点が出せるようになった、ということです)
分析採点マスターの配点について
配点を知るのは大事です!
音程と安定感で70%!
テクニックに意識が行くけど、実は5%しかないのか!
以前筆者が分析採点マスターをした結果です。
マイページに保存しておくと、後からでも見ることが出来ます。
過去に保存していた中で、一番良い点数のものを貼ります(笑)
JOYSOUNDの公式FAQ「分析採点の表記や画像の意味を教えてください」はこちら
安定感が低い!
そして、ビブラートだらけ・・・・w
各項目について柳先生の解説を聞いた筆者の見解を書いていきます。
「音程」とは
音程は、音程一致率 のことを指すそうです。要は、採点バーから外れないこと。
DAMよりもJOYSOUNDのほうが音程に関して厳しいと聞いたことがありますが、この点はどうなんでしょうね?
1つの音に対しても幅がありますので、ど真ん中を押さえられれば最高に良いのですが、どこまでズレ(上ずりや下がり)ても「音程内」として機械が判定するのか、というのは気になる所です。
音程バー内をすべてキープを目指しましょう。
「安定感」とは
安定感とは、ふらつかずにまっすぐ出しているか、を指すそうです。
音程とは別の採点基準となり、音程をキープしたまま安定していると良いわけですね。
ビブラートをかけると「安定感」から遠ざかります。フラフラしているわけですから。
まーーーーーーーーーーっすぐ、を意識して歌いましょう。
「抑揚」とは
歌唱力として捉える場合、抑揚は難しいです。
感情の抑揚、言葉、アクセント、様々な要因が総合的に絡み合って、盛り上がっていくものではないかと思っています。
ですが、機械が採点する抑揚とは、音量の変化のこと。
クレッシェンド(だんだん大きく)・デクレッシェンド(だんだん小さく)をわかりやすくつけると良いそうです。
抑揚を付ける部分は、曲によって様々らしいとのこと。
この曲では、どこで抑揚をいれると点数にはいりやすいか・・・というのは研究が必要そうです。
音量の強弱をつけるためには声量の調整が必要ですが、なかなか難しい技術だそうです。
声量のコントロールが苦手な場合は、マイクと口との距離を調整するとマイクに入る声量が変わります。
柳先生のおすすめは、声量を抑えるときにマイクを横に移動させるのではなく、口に対して真っ直ぐに離す方法です。
「安定したデクレッシェンド」としてマイクに入るのだとか。
「ロングトーン」とは
ロングトーンって、長く伸ばすこと。そう、そのままです。
採点バーで、長く伸びている部分を、最後までしっかり伸ばします。
柳先生の見解では、JOYSOUNDの分析採点マスターでロングトーンをする場合、語尾にデクレッシェンド(だんだん小さく)をかけると点数が上がりやすいそうです。
DAMでは、まーっすぐ伸ばしてブチッと切れても大丈夫ですが、JOYSOUNDではデクレッシェンドをかけて、ふわっとまとめるのが効果的とか。これは大事な歌唱法ですよね。
「テクニック」とは
「こぶし」「しゃくり」「ビブラート」も3つを、分析採点マスターではテクニックと呼ばれます。
- こぶし:高い音から本来の音に戻る
- しゃくり:低い音から持ち上げて本来の音にいく
- ビブラート:本来の音を真ん中として、上下に「一定間隔で」音程をゆらす
機械が認識すると、採点バーの上に各テクニックのアイコンが表示されますよね。
配点を最大限に活かすポイント
一歩踏み込んだ内容!
ありがとう柳先生! ありがとうアンバサダー!!
機械は歌詞とリズムは判別しない。音程命!
同じ音が続く場面では、歌詞が聞き取りやすいように・リズムを際立たせるためになどで、ちょっとしゃくるなどをすることがあると思います。
ですが、機械はそんな歌唱力は不要です。心に歌詞を届けることも不要なわけです。
音程がブレることは、「音程」と「安定感」の減点対象となります。
とにかく、まーーーーーーっすぐに歌いましょう。
「100点の歌唱は上手と思わない」のは、このためですね。
100点を取ることが目的と割り切って、全集中!
テクニックはビブラートのみ2回ほどあればヨシ!
配点70点分には、音程と安定感が必要でしたね。
そこにビブラートが多く検知されてしまうと「不安定」ということで減点されるみたいです。
ビブラートが多い筆者が100点取れないのは、そこか!
柳先生によると、曲全体でビブラートが2回ほど認識されれば十分とのこと。しゃくりもこぶしも、点数には不要!
テクニックの配点は5点ですからね。
しゃくりやこぶし、やってもよいのですが、結構難しいですし・・・わざとらしくやると「音程の不安定」として認識されやすそうです。
ロングトーンは1回を確実に! あとはブチ切りする
柳先生によると、ロングトーンは曲のなかで1箇所を確実にキメればヨシとのこと。
どこにロングトーンを入れたほうが良いというのは、曲の構成で「ここでしょ」というのがあるような気がしますが・・・・実は採点の面からみると「どこでも良い」のだとか。
採点バーが長く伸びていたら、伸ばしたくなりますね?
どこか1回ロングトーンをいれれば、そこはブチッと切ってよし!との柳先生の見解。
目からうろこ!!!
伸ばす長さや回数があると、そこで音程がぶれたりする可能性が広がりますよね。
(特に私は、伸ばした後のビブラートが大好きなんです。採点では最悪のパターンってことですよね・・・)
正しい音程を出したことを機械が認識すればよいわけで、配点分以外は伸ばす必要がないということ、、ですかね。
ブレス音はマイクに入れない
余計な音をマイクに入れないように気をつけましょう。
ブレス音=息を吸う音です。
今音程外した?と機械に認識されたらアウトですよ・・・
息を吸うときは、マイクを口から離しましょう。
オケ音・マイク音を最小限にする
これも、マイクに余計な音を入れない工夫です。
カラオケ屋に設置されているマイクは、マイクの持ち方が安定しないアマチュアさんでもよく声を拾い、気持ちよく歌えるように設計されたものを使用しているため、広く音を拾う性質があります。
よって、スピーカーから出ているカラオケの音や自分の声も、またマイクが拾ってしまうことがあります。
(マイク音量を上げすぎた状態でスピーカーに向けると、ハウリングと呼ばれる「キーーーーーーん」になりますよね)
マイクボリュームを落とすとスピーカーからも聞こえにくくなりますが、カラオケの本体には声は認識されているのだそうです。
おすすめのマイクはこれだ!
2020年7月に行われたJOYSOUNDアンバサダー「オンライン座談会Vol.1 ~マイマイクのあれこれ~」に参加しました。
JOYSOUNDとの相性が良いマイク
JOYSOUND社員からのおすすめマイクが紹介されました。
(※採点に有利かではなく、JOYSOUNDの機械との相性が良いという話での紹介でした)
SENNHEISER e935 (国内正規品・2年間保証)【あす楽対応】【土・日・祝 発送対応】 |
- JOYSOUND社内スタジオにていくつものマイクで歌唱比較をしたところ、スタッフ満場一致!
- 高い声・低い声をまんべんなく拾って歌いやすい
ON/OFFスイッチがないので、ハウリングには気をつけるようにとのことです。
筆者がマイクを買う前に数本のマイクで歌い比べをしていたのですが、ゼンハイザーの音質はとてもよく最終候補でした。
ゼンハイザーのマイクを通すと、とてもあたたかな声になりましたね。
(その時のマイクがe935だったかは不明です・・・でも見た目はそっくり!)
マイクが他よりも少し重くて・・・長時間持つのが辛い?と感じて別のマイクにしたのでした。
ちなみに、ひまわりの使用しているマイクは以下の記事で紹介しています。
採点に有利になるかどうかはわかりませんが、JOYSOUNDおすすめのゼンハイザーよりも音がクリアにはいると思っています。
省スペース・電源不要・お財布に優しい。Youtube歌ってみた等の歌のレコーディングに使っている機材の紹介。
DMAとの相性が良いらしいマイク
座談会参加者から、DAMでの点数がよくなるマイクとして名前があがったものです。
JOYSOUND社員からも「DAMの機種によっては点数が上がるという確認実績がある」とのこと。
機種によっては、ということは・・・DMAの全ての機種でというわけでもないのですね。
調べてみたら激安でびっくり・・・音質は大丈夫なのかしら?
でも、採点用としての初めてのマイマイクでしたら、チャレンジしやすいですね。
まとめ
JOYSOUNDの分析採点マスターにて100点を目指せるテクニックなどを紹介しました。
採点にこだわる方には、かなり有益な情報だったかと思います。
ぜひチャレンジしてみたはいかがでしょうか。
高得点は嬉しいけれども機械採点にはこだわらない「歌唱力重視」の筆者ですが・・・・これは試してみたくなりました。
私が採点をするときは、92〜94点が多く、調子が良いと96点がでて大喜びしております。
余計なビブラートを外し、うろ覚えが多いので音程バーを忠実に追いかければ・・・きっと100点が狙えるような気がしています!
あ、あと、ブチブチ切って伸ばさない、でしたね!
最近はコロナでカラオケに行っておりませんが、また頻繁に行けるようになったらチャレンジしてみます。
100点が出たら、証拠を残してここに貼り付けたい!
ここまで分析採点を分析しつくして100点をとる柳先生・・・すごいですよね。
貴重なお話を伺えました。ありがとうございました!
最後に柳先生のプロフィールを紹介いたします。ツイッターもぜひ覗いてみてくださいね!
カラオケ100点ボイストレーナー「柳光絵先生」の紹介
講師 :柳光絵(https://twitter.com/MitsueYanagi)
【柳 光絵 -YANAGI MITSUE-プロフィール】
数々のテレビ番組に引っ張りだこのカラオケ100点ボイストレーナー。元モデル、歌手、女優、作詞家。
現在、日テレ『メレンゲの気持ち』にてHey!Say!JUMPの伊野尾慧さんにカラオケ100点指導中。
中学生時代に学研ピチレモンオーディションにて準グランプリを獲得しモデル活動開始。複数のファッション雑誌や化粧品PRを務める。
その後、ソニーミュージックをはじめ、数々の音楽系オーディションや大会で受賞。作詞や仮歌、コーラス等、音楽制作に携わる。
その他、テレビドラマ出演やPV出演など女優業もこなし、マルチに活動している。
《最近のテレビ出演》
・2015年 テレビ東京「Theカラオケ★バトル」出演
・2016年 北海道津別町観光PR動画 出演
・2016年 テレビ東京「Theカラオケ★バトル」出演
・2016年 KWC日本大会 (東京代表) 出場
・2017年 千葉テレビ「カラオケ大賞21」3回出演
・2017年 TBSテレビ「Momm!!」出演
・2019年 BS TBS「いきなり!リクエストバトル」8回出演
・2019年 BS12&千葉テレビ「のぶえの歌謡学園」出演
・2020年 TBS 「カラオケ100点出した猛者のみ集まる音楽祭 生放送で満点出せるか」出演
・2020年 BS12&千葉テレビ「のぶえの歌謡学園」出演
・2020年 スカパー ベターライフチャンネル529ch ドラマ「本当の愛のかたち」出演かっこかへ
・2020年 フジテレビ「バイキングMORE」2回出演
・2020年 フジテレビ 「林修のニッポンドリル」出演
・2021年 TBS 「カラオケ100点出した猛者のみ集まる音楽祭 生放送で満点出せるか」出演
・2021年 日テレ「メレンゲの気持ち」出演中
※柳先生より掲載許可 確認済
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