GarageBand・Logic Pro X を使ったDTM/DAW(音源作成)やボーカル録音をし、Illustrator・Premier Pro・After Effectsでデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡YouTuberのひまわりです。
ついに購入したインターフェース!
前記事では、インターフェースScarlettのモデルの選び方とPCとの接続について書きました。
オーディオインタフェースをついに購入!【Scarlett】モデルの特徴の簡単なまとめと、実際に接続・初期設定をして使える様になるまでの記録。
ここからは、PCとの接続やドライバーのインストールは終わっている前提で進めますので、もしまだでやり方が不明でしたら、上記リンクの記事を先にお読みください。
では、ボーカルの入力の方法を書いていきます。
Scarlettシリーズを使っていな場合は、お手持ちのオーディオインターフェースの名前に置き換えながらお読みくださいね。
Scarlettにマイクを接続する
Scarlettの前面にあるマイク入力端子は、「Phonケーブル」と「XLRケーブル」、どちらも対応しています。
マイクケーブルの違いは?
差込口の形をよくみてください。
上がPhoneケーブル、下がXLRケーブルです。
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Hosa XLR-115 4.5m XLRキャノンメス-XLRキャノンオス オーディオケーブル |
マイクとは反対側の形が違います。
どっちを選べば良いの??
Phoneケーブルは、ダイナミックマイクに使われるケーブルです。
お持ちのマイクに合わせて、ケーブルを用意しましょう。
筆者はどちらのケーブルも持っているので、実際に2本ともScarlettに繋いでみまーす。
OKですね。
どちらもぴったりと入りました。
マイク差し口の近くにある「48V」のボタンは何?
マイクの差し口の斜め下に、「48V」と書いてある小さなボタンがあります。
これなに??
全く想像のつかない筆者は、色々と調べました〜。ざっくりとまとめます。
48V=+48V=ファンタム音源
ファンタム音源とは、ケーブルに電気を流す装置です。
マイクの中に電気を流して使用するものなのですが、どこから電気をひっぱってくるのかというと、接続しているケーブルの中に電気を通すのです。
コンデンサーマイクはXRLケーブルを使うと書きました。
電気が通せるケーブルが「XRLケーブル」であり、このケーブルに流す電気のことを「ファンタム音源」と呼び、この「48V」ボタンは、マイクに電気を流すON/OFFボタンです。
Phoneケーブルは通電しませんので、電源が不要であるダイナミックマイク専用となります。
コンデンサーマイク使用の「48V」ボタンの取り扱い順序
コンデンサーマイクを使用する場合は、
①マイクを接続してから、「48V」をONにする
②「48V」をOFFにしてから、マイクを外す
のがとても重要で、ファンタム音源を流しながらマイクを外す行為は、使用中のパソコンのコンセントを抜くのと同じことなのだそう。
繊細な機材に大きなダメージを与えることになるので、「48V」ボタンの取り扱いには十分注意する必要がありますね。
ダイナミックマイクでは、通電は不要です。
もし「XRLケーブル」を使用している場合に「48V」をONにしてしまうと、ダイナミックマイクに電気が走ってしまうので、少なからずダメージを与える原因になるかも。
ダイナミックマイクの時は、OFFのままが良いと思います。
Logic Pro X にマイク音声を入力する設定
マイクがつなげたので、早速DAWソフトで音声入力ができるか試してみましょう。
Logic Pro Xにて、新規作成にてこの画面がでますが・・・・そのまま「作成」に進んでも音が入りません。
オーディオ入力のデバイスが、Macbook Proのマイク になっています。
横の小さい三角から選択肢をみても・・・・Scarlettがでてきていません・・・・
どうすればいいんだ・・・・涙
Macのシステム環境設定から入力設定が必要
オーディオの入力用のデバイスとして、Scarlettを使うことを登録します。
システム環境設定>サウンド に進みます。
サウンドタブの「入力」タブにて、サウンドを入力する装置を選択できます。
Scarlett(筆者は18i8)を選びます。
Logic Pro X の設定
システム環境設定にて、Scarlettが使える様にしたのちに、Logic Pro Xの先程のページに戻りましょう。
デバイスにScarlettが出た!
Logic Pro Xの環境設定でも設定をする
デバイスにScarlettが出たからといって、そのまま進んでも・・・・音が入りません。
先程のデバイスの横の三角ボタンから進むと、環境設定画面が開きます。
(Macのメニューバーから、環境設定に入ってもOK)
オーディオ>デバイス
の画面にて、「入力デバイス」をみてみると・・・・
まだ「Mac book Proのマイク」となってました。
だから音が入らないのか・・・
この入力デバイスを「Scarlett」に変更します。
なんと!またもエラーが・・・
言われた通りに
システム環境設定>セキュリティとプライバシー に進みます。
セキュリティーとプライバシーの「プライバシー」タブへ進みました。
左にある「マイク」を選択すると、右側にマイクのアクセス許可をしたいアプリが並びます。
Logic Pro X と ガレージバンドにもチェックを入れておきました。
設定に変更を加えたので、使用中だったアプリ(Logic Pro X)は一度終了させ、再度立ち上げます。
録音する
録音ボタンを押して、マイクに向かって声を入れてみます。
できたーーーーーーー!
やっとマイクから音声の入力ができました!!!
GarageBand にマイク音声を入力する設定
GarageBandにも、Scarlettでマイクの入力をする設定手順を書いておこうと思います。
多分、だいたい同じだと思うけど
Mac側のシステム設定
既に書いておりますが、オーディオの入力用のデバイスとして、Scarlettを使うことを登録します。
システム環境設定>サウンド>入力
にて、Scarlett を選択されているかを確認します。
GarageBandの設定
GarageBandの新規作成から進んだ場合は、この画面になります。
オーディオのマイク録音を選択した時に、
音源の接続先に「Scarlett」を表示されているか確認します。
もし、別のデバイスが出ていたら、右の矢印アイコンからScarlettを選択しましょう。
ここで選択肢に入っていない場合は、Macの環境設定を再度確認してください。
GarageBand環境設定>オーディオMIDI
に進んで、入力デバイスが「Scarlett」になるように設定をします。
これで、マイクの音声が入るようになります!
オーディオインターフェースでマイク入力をする際に確認すべき設定事項のまとめ
最初の設定が色々ありますね・・・長かった。。。。
Scarlettだけではなく、他のインターフェースにも共通した設定事項かと思いますので、まとめてみます。
- 【Mac】
セキュリティとプライバシー>マイク - 【Mac】
システム環境設定>サウンド>入力 - 【Logic Pro X 】
環境設定>オーディオ>入力デバイス - 【GarageBand 】
環境設定>オーディオ・MIDI>入力デバイス
マイクが入らない?と思ったら、上記の設定でオーディオインターフェースの名前が選択されているかを確認してみてくださいね。
いやいや・・・疲れた。
今時のキカイは、挿せば使えるってワケじゃないのねえ・・・・・
また設定を変えてわからなくなったら、また戻ってきます(笑)
機械音痴の筆者とっては、書きながら頭に入れ、忘れたら戻ってくるメモがわりです。
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マイクも入ったので、次はヘッドフォンを使えるように設定をします。
オーディオインタフェース【Scarlett】からヘッドフォンで音が聞こえない問題の解決奮闘記。
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