【Youtube】著作権侵害の異議申し立てをやってみた②

GarageBand・Logic Pro X を使ったDTM/DAW(音源作成)やボーカル録音をし、Illustrator・Premier Pro・After Effectsでデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡YouTuberのひまわりです。

著作権侵害の申し立てをうけた2曲目。こちらも、異議申し立てをしてみようと思います。

異議申し立ての手順は、初めての時に細かく書いておきました。こちらをご覧くださいませ。

今度はこちらの曲に著作権侵害とのこと。

このメロディを使用といってるけど、この曲の著作権はJASRACが管理しております。

自分でオケ音源を頑張って作ったし、歌も自分で歌ってますので、演奏は全て筆者なのでございます。

著作権者に名前が入っている「Muserk Rights Management 」さんは、前の記事の「ちいさい秋みつけた」でも著作権侵害の申し立てをしてきた団体です。

該当曲がJASRACの管理下であることを調べる

異議申し立てするには、理由を述べなければなりません。

上で紹介した記事に詳しく書いていますが、
YoutubeはJASRACと包括契約を結んでおり、JASRACの管理された曲で「配信」が許可されている曲であれば、Youtubeで使用可能ということになります。

出典:JASRAC http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/main?trxID=F20101&WORKS_CD=04455291&subSessionID=001&subSession=start

作品コード:044-5529-1

ですね。こちらをメモ。

異議申し立ての入力を進める

詳しい手順は、以下に書いております。

が、今回はまた少し違う操作パターンでした。

①条件を満たしていることを確認する

「異議申し立ては上記のいずれの理由にも基づいていません。それでも、この Content ID の申し立てに対して異議申し立てを行います。」にチェックを入れます。

②タイプの選択

ここ悩みますね。

小さい秋みつけたは、昔ながらの楽譜を忠実にピアノ演奏して頂いたし、忠実に歌い上げたので「ライセンス」を選んだのですが、

今回は楽譜をもとにしているけれど伴奏を自分でアレンジしているし、コーラスもオリジナルで考えてつけたので
「フェアユース」を選んでみます。

ライセンス
動画内の申し立てが行われたコンテンツを使用する許可を得ている、またはライセンスを持っています。

フェアユース
動画内の申し立てを受けたコンテンツは大幅に変更されており、フェアユース、フェア ディーリング、または同様の著作権に対する例外措置による保護対象となります。

③用件の確認(フェアユース)

困った

ん、まてよ? なんか違う気がする

フェアユース – ケースごとに異なります

フェアユースで保護されているかどうかを特定する魔法の法則はありません。 一般に、裁判所で検証されるのは、オリジナル コンテンツにどの程度の手が加えられ、新しい独自のコンテンツに改変されたかです。 異議申し立てについてご不明な点がある場合は、必要に応じて法律の専門家にご相談ください。

再利用が許可される可能性がある場合

オリジナル作品のパロディーや、オリジナル作品にコメントを付けることは、フェアユースとして保護される場合があります。 たとえば、曲をレビューするために短いクリップを再生して自分の意見を伝えるなどです。 カバーしているという理由だけでは、必ずしもフェアユースによって保護されることにはならないことに注意してください。

フェアユースに関するよくある誤解

著作権者のクレジットを表示したとしても、著作権を侵害していないことにはなりません。また、動画から収益を得ないという理由で動画が保護されることにはなりません。 フェアユースはすべての国で認識されているわけではありません。 他の国の法律では、より制限が厳しい場合があります。

再利用が許可される可能性がある場合には、当てはまらない気がします・・・。

思考不能

やっぱり戻ろう。

②タイプの確認(再)

ここに戻って、やっぱり「ライセンス」っぽい気がしますので、「ライセンス」に訂正。

③要件の確認(ライセンス)

すべてのライセンスが同じではありません

ライセンスをお持ちの場合は、契約条件をご確認ください。 たとえばライセンスによっては、曲を動画に含めることは許可されていても、収益化は許可されていない場合があります。

ライセンス契約のコピー

アーティストや著作権者から許可を直接受けている場合は、書面による確認があると役立ちます。著作権者が確認するために、ライセンス契約またはトークンの写しを提示できます。

国に固有の制限、またはなんらかの使用制限がないか確認します

ライセンスによっては、コンテンツの使用場所や使用方法が制限されることがあります。 一部の国で動画がブロックされた場合は、申し立てに対して異議申し立てを行う前に、その地域において該当する権利を所有しているかを確認してください。 また、曲を動画に追加してオンラインに投稿することがライセンスで許可されているかどうかもご確認ください。

やっぱりこれかな。
著作権はJASRAC管理の曲だ、その証明に番号はこれだ、ですかね。

④理由の説明

ここで、

  • 該当する楽曲がJASRAC管理であること
  • 管理番号
  • 配信が許可されていること
  • 演奏者は自分であり他人のコンテンツを無断利用していないこと

を書きまして、注意事項を読んで数カ所チェックを入れた後、本名で署名をいれます。

送信

嬉しい

初めての時はすごく緊張しましたが、2回目はわりと冷静に進められました

送信日:2020.7.4

ここから30日の確認期限があり、その間回答を待ちます。
結果はメールでお知らせされるようです。

収益化は「エクスロー」に変わります。

まとめ

2回目の著作権侵害に対しての異議申し立てをしてみました。

結果はどうなるか・・・進展があったらまた書きにきます。

こちらの動画は再生数も伸びてますので、こちらの申し立てが受け入れてもらえますように・・・。

異議申し立ては拒否された

8/1に確認できました。
ううう、今回も異議申し立ては「拒否」されたそうです。

はあ。。。。

この場合の異議申し立て方法としては「フェアユース」の方がいいのでしょうか。
といっても、大幅に変更したわけではないですしね。

「Muserk Rights Management 」社に著作権があるのかは正直わかりませんが・・・・
他の方が作った音楽を歌わせてもらっているので、これ以上の主張するのも何か違う方向だろうと思います。

今回もここで対応終了いたします。

なんだか悔しいので「再審請」をしてみた

やっぱりね、「Muserk Rights Management 」社がこの曲の著作権を所有しているとは、どうも納得いかないのです。

童謡Youtuber仲間が、「Muserk Rights Management 」への異議申し立てが通って、収益化が再開されたと聞きまして。

再チャレンジしてみることにしました。

続きはこちら。


嬉しい

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