GB_ズレたら一瞬で直す

GarageBand・Logic Pro X を使ったDTM/DAW(音源作成)やボーカル録音をし、Illustrator・Premier Pro・After Effectsでデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡YouTuberのひまわりです。

楽器からMIDI入力をして行った際に、本来のテンポから音がずれることはよくありますよね。

困った

うまく弾けたはずなのになあ・・・としばらく己と向き合う瞬間・・・


音を一つ一つマウスでずらして合わせていくのは、相当な労力がかかります。

これを瞬時に修正する方法がありました!

知っていれば5秒でできる作業ですが、知らないと膨大な時間を費やすことになります。
とても簡単ですので、覚えて行ってくださいね!

事前準備:基本のテンポ設定

基本のテンポとして設定したものに準じますので、きちんと設定してあるかを確認しましょう。

タイミングの修正

MIDIキーボードからの入力で、うまく弾けたつもりでも・・・

わかりやすいように、黄色の縦線をいれています。この縦線のリズムにぴったり合わせたかったのです。

手作業で、1音ずつマウスでずらしていくのもできますが・・・音をたくさん入れたものを修正するのは一苦労ですので、一気に合わせちゃいましょう!

修正したい箇所を選択する

同じテンポが続くところは、まるっと複数選択します。

ポイント

4/4の場合、四分音符や八分音符などは一度に対応できますが、3連符になると拍の取り方がかわるので複数選択から外しましょう

クオンズタイムから拍子の選択

困った

くおんずたいむ・・・・?

MIDIシーケンサの機能の一つで演奏データのタイミングのズレを補正する効果の事。

MIDIで作成すると、こんな便利な機能が使えるのですね!

GarageBandのクオンズタイムは、サイドバーにあります。

最初は「タイムクオンズタイム」がオフになっていますが、右側の矢印で窓を拡げますと・・・・・
たくさんの選択肢が出てきます。

4/4にて曲を制作している場合、
1/4を選べば、四分音符の頭のタイミングで(1小節に4つ分)音をそろえるという意味になります。

8部音符を使っているなら、1/8にするとちょうどよく、
16部音符を使っているなら、1/16がちょうど良いです。

ポイント

途中に3連符の場所がある場合は、その3連符の部分のみを選択し、「4/1-3連符(1/6)」を選択するなど、合わせたい拍数によって使い分けます。

あとはクオンズタイムを実行するのみ!

タイムクオンズタイムの拍子を選択したら、右にある「Q」ボタンにて実行させます。

すると、アレだけイライラしながら細かい合わせをしていたものが・・・・

嬉しい

一度にピタッとそろいます!すごい!

初めてやった時は感動しましたね。本当にぴたっといく気持ちよさ〜★

単音がならんだ簡単なものでも便利ですが、このように和音がたくさん並んでいる時の「一度にピタッと感」はたまりませんよ(笑)

まとめ

リズムの頭合わせを楽にするには、
設定したい音を選択し、「クオンズタイム」の設定をして「Q」を押します。

ポイント

あまりやりすぎると、”いかにも機械が作った感”が出てしまうので、必要なところのみにしておきましょう。
合わせすぎたら、あえて少しずらしていくのもアリですね。


嬉しい

この記事が参考になったら、「イイね」をポチっとお願いします!