
GarageBand・Logic Pro X を使ったDTM/DAW(音源作成)やボーカル録音をし、Illustrator・Premier Pro・After Effectsでデザインやアニメーション作成をしている、WEBデザイナー & 童謡YouTuberのひまわりです。

ああ、この絵やこのアニメーションが、斜めになればいいのに・・・・。
そんなタイミングが訪れた方が、この記事を見に来てくださっていることと思います。
あなたが斜めにしたいオブジェクトは何ですか?
筆者は「影」を斜めにしたくて・・・この方法を探し出しました。
斜めにしたいオブジェクトは
筆者ひまわりは「月の沙漠」のアニメーションを作成しておりました。
人を乗せたラクダが歩くアニメーションを作っていたのですが・・・

月の前にラクダを歩かせたら影ができるよなあ・・・
よし、影を作ろう!
人を乗せたラクダが歩くレイヤーをコピーして、以下の方法で影用レイヤーを作成します。
・方向を変える(スケールで調整)
・明るさを抑える(露光量)
・透過をかける(不透明度)
・ぼかす(ブラー)
そして、本来のラクダと足が合うように位置を調整し、
それなりに形になったと思ったのですが・・・違和感が。

月の光の方向と影の形が合わない!
影を斜めにしよう!
コーナーピンを設定する
エフェクト&プリセットより、「コーナーピン」を探します。

コーナーピンとは、オブジェクトの四角(コーナー)にピンを刺して引っ張るように変形ができるエフェクトです。
エフェクト&プリセットはたくさんあるので、検索をかけましょう。
虫眼鏡の検索バーに「コーナーピン」を入力します。
ディストーションの中に「コーナーピン」があるようです。
目的のオフジェクトに、コーナーピンを設定します。
今回は、人を乗せたラクダが歩く影のレイヤーにコーナーピンを追加しました。
コーナーピンを編集する
右のラクダの影レイヤーにコーナーピンを設定しました。
コーナーピンが設定されると、このような表示になります。
コーナーピンが設定されたオブジェクトは、4角に白い丸い記号がはいります。
この白い丸にカーソルを当て、クリックしながら動かすと・・・・

斜めになったー!!
もう一頭のラクダの影にも、コーナーピンをかけて斜めにします。
歩く影が斜めにできました!
レイヤーまるごと斜めにできるのは、とても便利ですね!
細かくピンを打って変形できる「パペットツール」機能もありますが、それだとピンを打つ場所により歪みが大きく出ます。
今回の影のように、歪みなく単純に斜めにするには、コーナーの位置を動かせる「コーナーピン」が使いやすいと感じました。

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